Webライターは時間と場所に自由がきくので、副業やフリーランスも多い人気の職業です。
また、若い世代だけでなくブランクのある主婦(主夫)や未経験スタートの40代以降の方でも活躍し稼ぐWebライターさんもいます。
Webライターはどんなお仕事?
お給料はいいかな?今からでもなれる?
本記事ではWeb業界に在籍経験のある私が、Webライターのお仕事の内容から収入、案件獲得方法までを解説します。
この記事はこんな人におすすめ
- Webライターに興味がある
- Webライターの仕事内容や収入について知りたい
- 副業で月5万円くらい稼ぎたい
- 未経験からのWebライターの始め方を知りたい
Webライターってどんなお仕事?
Webライターは未経験者でも本当になれる職業なのでしょうか?
実際特別な資格がなくても、リサーチしたものを整理し記事にすることで、Webライターは始められます。
どうやったらWebライターになれるのか、仕事内容から見ていきましょう。
Webライターの仕事内容
Webライターは、Web内にあるものに文章を書くお仕事でメディアライターと呼ばれることもあります。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンや、SNSから訪れた人に向けて書かれたものたちです。
- コラムやエッセイ
- ニュースサイトや情報サイト
- PRやイベントなどの記事
- メールマガジン など
求められるジャンルも多岐にわたるので、未経験でも得意分野があればご自身の専門知識が大きな強みになります。
未経験者はクラウドソーシング経由でお仕事の案件に応募して獲得することがほとんどです。
仕事の流れは以下のようにシンプルです。
- 依頼を受ける
- 情報収集をする
- ライティング
- 納品・修正対応
「ライター」と「Webライター」の違いは?
ライター(紙媒体ライター)は、雑誌などの紙媒体に執筆するライター。
Webライター(メディアライター)は、Web内にあるものに執筆するライターです。
印刷されたものに掲載されるか、Web上に掲載されるかが大きな違いですが、
ここに未経験者にWebライターをおすすめする理由があります。
紙に書かれたものと違って、We記事は読み手に流し見されてしまう媒体です。
読み手は「求めてるものと違うな」と思えば閲覧を止めて、すぐに次の新しい情報を求めにいきます。
欲しい情報がそこに記載されているかは、記事を開いてから3秒という速さで判断されます。
だからこそ、
- 検索結果と記事の内容が一致しているか
- 読み手のニーズに合った答えが記事にあるか
- 知りたい内容がすぐに書かれているか
に注力して書かれていることが大事です。
そのため、結論を先に述べる構成や文章の型がWeb記事にはあります。
この文章の型に沿って書くことで、初心者でもWeb記事が書きやすいのです。
2通りの働き方「企業専属」と「フリーランス」
Webライターの働き方には2通りあります。
- 企業専属のWebライター
- フリーランスのWebライター
企業に所属するWebライター
その企業の社員として勤務し、自社で扱うものや関連することに対して執筆します。
安定した働き方と収入が可能ですが、ライターのお仕事以外も担当になる可能性もあります。
私がいた企業では、Webディレクターがライティングも兼任していました。
フリーランスWebライター
時間や場所に縛られないのがフリーランスWebライターのメリットです。
会社員の副業としても人気が高く、学生や主婦の隙間時間からスタートするケースもあります。
クライアントの依頼がくるまでは自ら案件に応募してお仕事を獲得して実績を積みます。
お仕事の質やクライアントとの信頼関係を築くことによって、継続案件にもつながっていきます。
Webライターの収入はいくら?
ではWebライターは稼げるのでしょうか?
その人の働き方によって収入には幅があります。
フリーランスは文字単価か記事単価で決まる
フリーランスのWebライターは案件によって1文字○円の文字単価か、1記事○円で価格が決まります。
その上、労働時間に個人差もあり、執筆だけか構成まで任せられているかなど付帯する仕事内容によっても変わってきます。
クラウドソーシングのサイトを見ると執筆だけの初心者の場合、
文字単価だと0.5円~1円あたりが多いようです。
文字数が3000字の案件の場合は、収入は1200円~3000円となります。
はじめのうちは情報収集も執筆も時間がかかりますから時給換算すると低くなってしまいます。
しかし、本数をこなしていくうちにスキルが身につき、
単価を上げていくことも短時間で仕上げていくことも可能になっていきます。
丁寧な仕事やクライアントとの信頼関係が築かれると、
継続案件の受注になったり、
毎回営業しなくてもクライアントから依頼がきたりと、
ライティングスキルの向上が収入アップにつながっていきます。
まずは実績を作り、徐々に収入アップしていくようにしましょう。
収入アップの方法も別記事でご紹介したいと思います。
webライターになるための準備3ステップ
Webライターを始めてみたいと思ったら、最初に以下の事前準備をしましょう。
- 文章関連の本を読む
- ブログで記事を書こう
- クラウドソーシングサイトに登録
文章関連の本を読む
前述したWebライティング特有の型や文章を書くルールやSEOを学ぶために、
最低でも本は2、3冊読んでおきましょう。
不安な方はたくさん読んでいただいてもちろん良いのですが、
一番大事なのはたくさん基礎をインプットすることよりアウトプット実践の積み重ねです。
とはいえ、日頃から読書や記事を読むことは、
文章のヒントや構成のアイディアが得られるので並行して続けるのがおすすめです。
本から知識をすべて吸収しようとなかなか走り出さないより、適度なインプットをしたら執筆を開始しましょう。
リサーチして、まとめて、書く。
続けることで上達しますので、最初から上手く書けなくても気にしないでください。
Webライターの入門書として人気のある、初心者におすすめの本をご紹介します。
- 「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」 唐木 元(著)
- 「沈黙のWebライティング Webマーケッター ボーンの激闘」 松尾 茂起(著)
- 「人を操る禁断の文章術」 メンタリストDaigo(著)
ブログで記事を書こう
ブログをおすすめする理由は、文章の練習となるだけでなく、
構成を考えたり、思考を言語化する能力が身につきます。
ブログは後から見返して書き直すことができますので、読み返して気になるところは修正していきましょう。
そして未経験者こそ、クラウドソーシングで案件に応募するとき書いてきたブログを実績としてクライアントに見せましょう。
ブログがあなたのポートフォリオ代わりになってくれます。
多数の応募者の中から選ぶクライアントの立場からすれば、
少しでもあなたの実力がわかるものがあると選考しやすくなります。
あなたの文章力や得意分野がわかれば、あなたを選ぶ判断材料の一つになります。
ポートフォリオ代わりのブログなら、無料ブログでも十分です。
WordPressでブログをすると、WordPressの操作ができることがスキルの一つに評価されます。
ブログをおすすめするのは、将来的にブログがあなたの収入にもなります。
ブログを収益化する方法はまた別記事でご紹介いたします。
クラウドソーシングサイトに登録
基礎知識のインプットとブログで2、3記事作成したら、
クラウドソーシングサイトに登録して案件に応募しましょう。
クライアントにアピールできるように、プロフィールや得意分野などは丁寧に仕上げてくださいね。
Webライターとして正社員を目指す方は、転職エージェントにも登録しましょう。
正社員希望の方も最初はクラウドソーシングで数件受注した方が、
実績作りだけでなく受注から入稿までの流れが把握できて良い経験になると思います。
さっそく初めての案件を受注していざ執筆!
・・・といきたいところですが、未経験者はできるだけ多くの案件に応募してください。
Webライターが人気であるということは、それだけライバルも多いということです。
10件以上応募しても決まらない・・・厳しいですが現実です。
でもここであきらめず、案件応募とブログ記事の執筆を並行して続けてください。
最初の受注までは難しいですが、案件応募を続けながらブログに記事執筆を並行することで、
あなたの執筆技術も上がり、いざ受注した時もクオリティの高い記事をクライアントに届けられます。
まとめ
Webライターの仕事内容、収入、未経験からの始め方について紹介しました。
- Webライターは未経験者でも始めやすい
- Web記事は流し見されやすい媒体なので、構成や文章に型がある
- Webライターの収入は文字単価で決まる
- 文字単価が上がるまでまとまった収入は難しい
- 数冊本を読んでブログを始めたら、案件に応募する
- 文章力やSEO知識の習得などスキルアップは必要
未経験者でもパソコンがあれば、今までの経験や得意分野をWebに読まれやすい型で書くことでWebライターは始められます。
フリーランスであれば、時間と場所が自由になる職種のためまずは副業やバイトからはじめてみてはいかがでしょうか?